浅草のお墓にまつわる都市伝説について
浅草のお墓は、江戸時代から続く歴史ある街であり多くの寺社仏閣や古民家が残ります。そんな浅草にはお墓にまつわる都市伝説がいくつかあります。その中でも有名なのが、浅草寺の境内にある「お菊のお墓」の都市伝説です。お菊は江戸時代後期の遊女だったがある日、恋人の若侍と駆け落ちを企てます。しかし、二人は捕まり若侍は処刑されお菊は浅草寺の境内に幽閉されその後、お菊は悲しみのあまり自ら命を絶ったといいます。お菊のお墓は浅草寺の境内にある「地蔵堂」の裏にある。
お菊の霊がこのお墓に現れて、訪れた人に語りかけるといいます。お菊の霊は、若侍との悲しい別れや自らの死を嘆く言葉を語るという。また、浅草寺の境内にある「浅草七福神」のひとつ、「福禄寿」の像にも都市伝説があります。福禄寿は、寿老人とも呼ばれ長寿と繁栄の神として信仰されています。しかし、浅草の福禄寿は夜になると本堂の裏の墓地に出て、お墓を掘り返しているといいます。福禄寿は、墓地から死人の魂を奪って自分の寿命を延ばしているという。そのため、浅草寺の境内では夜になると福禄寿の声が聞こえるといいます。この都市伝説は、浅草寺の境内にある墓地が江戸時代から続く古い墓地であることから、生まれたものと考えられています。福禄寿は、長寿の神として信仰されているが一方で、死者の魂を奪うという恐ろしい面もあることからこのような都市伝説が生まれたと考えられるでしょう。浅草には、他にも「浅草観音の血の涙」や「浅草寺の鬼門の鈴」などのお墓にまつわる都市伝説があります。これらの都市伝説は浅草の歴史や文化を物語るものであり、浅草の魅力のひとつとなっているでしょう。
